2025年2月3日から4日にタワーホール船堀にて開催された「Supercomputing Japan 2025」
において、開催2日目に弊社ソフトウェアエンジニアの酒井が招待講演発表を行いました。

タイトルは
「メニ―コアプロセッサ PEZY-SC3によるヒトゲノム解析の高速化とPEZY-SCシリーズの展望
について」になります[1]。
使用したスライドはこちらからダウンロードできます[2]。

発表では、弊社が開発した高速ヒトゲノム解析システムZettaVEGAにおける高速化の仕組みと、
ZettaVEGAを用いた大規模なヒトゲノム解析の実行例についてご紹介いたしました。
さらに、2025年にリリース予定の弊社の次世代プロセッサPEZY-SC4sの性能を発表いたしました。
PEZY-SC4sプロセッサを用いたZettaScaler-4.0はヒトゲノム解析速度が現行の2倍になり、
深層学習の学習と推論を高速におこなうことが可能です。

精度の高い解析を迅速に行うためには多くのコンピューティングパワーが必要になります。
我々が独自に開発した消費電力効率が良く処理性能が高いプロセッサ[3]は
今後も計算科学分野において重要な役割を果たしていくものと考えております。

[1]：Supercomputing Japan 2025 PEZY Computing 酒井の講演発表ページ
[2]：PEZY Computing 講演発表資料ダウンロード
[3]：https://doi.org/10.48550/arXiv.2301.07510