自社開発 3Dビューアー〔医科・歯科向け〕を新規設計、UIを一新しました。

2016年より開発行っています、3Dビューアー〔CT/MR画像用、医科、歯科向け〕システムを新規設計し、ユーザーインターフェイスが全面的に新しくなりました。

また今回、複数の機能追加改良を実装しています。引き続き、機能拡張を図ってまいります。

UIのトップツールバーでは、一目で分かり易いボタンデザインとし、MPRの基本3断面やボリュームレンダリング画像操作用の右サイドパネルも操作性向上の為、スマートにデザインを一新しました。

↑こちらは、新しい3DビューアーによるCTボリュームレンダリング画像です。

医用フォトリアル3Dレンダリングエンジンを搭載しています。

頭部頸部の動脈、各骨等の解剖的構造をリアルに活写しており、下から上へ、内頸動脈が頭蓋底を通り、脳内の動脈につながっている状態がよく解る画像になっています。

↑こちらは、歯科CBCT撮影データの本ビューアー操作動画になります。
カラー変更、ライト(仮想光源)位置の調整、回転・拡大操作等がスピーディに行えます。

上の画面は、2×2のレイアウト、テンプレートパネル(画面右側)表示例です。

テンプレートアイコンの選択により、通常型のボリュームレンダリングやフォトリアルボリュームレンダリングモードの際に、部位等に合わせて、速やかに切り替え表示も可能です。

上の画像は、胸部CTと歯科CBCTの事例です。

左画像は、右肺の腫瘤の位置での立体断面を表示しており、肺区域の中での腫瘤の広がり状態がよく確認できます。中画像は、同例での肺の外観を表示しています。胸膜が巻き込まれていることが確認できます。

右の2画像は、CBCT撮影でのボリュームレンダリング画像です。下画像では、左下顎内を透過させており、歯列や歯根構造、下顎管との位置関係が把握できます。対話操作で、リアルタイムに各歯にフォーカスして表示観察が行えます。また、断面上で、歯根と下顎管間の距離など計測も可能です。

News  Posted:2023.09.07  Last Updated:2024.06.06